
「『付き合えないけど好きでいてほしい』と信じられないことを言われた。一体どういう神経してんの?」
と、思う反面、惚れた弱みというか、それでも相手に強く言えない。関係を断ち切れないともどかしさを感じます。
実際どういう心理で「好きでいてほしい」など言ってくるのでしょうか?男性心理と対処法、そういわれやすい女性の特徴を解説しています。
付き合えないけど好きでいてほしい男性心理5選
男性心理 | 解説 |
1.【回避】 | 責任を回避したい |
2.【可能性】 | 可能性を残しておきたい |
3.【不信】 | 自分に自信がないから付き合えない |
4.【満足】 | 今の関係に満足している |
5.【優柔不断】 | 他に好きな人がいる |
最初に、「付き合えないけど好きでいてほしい」と言ってくる男性の心理を5つ解説しています。
「どういう心理でそんな身勝手なことを言ってくるの?」
と、戸惑っている方は参考にしてください。
1.【回避】責任を回避したい
多くの男性が「付き合えないけど好きでいてほしい」と言う背景には、責任を回避したい心理があります。本格的な恋愛関係に入ることで生じる様々な責任や義務を避けつつ、あなたとの関係性を維持したいという欲求が働いています。これは、恋愛のメリットは享受したいが、デメリットは避けたいという身勝手な考えの表れです。
つまり、付き合うことはできないけれど、好きでいてもらえることで承認欲求を満たすことができる。だけど責任はとれないから付き合えないという身勝手な言い分です。
2.【可能性】可能性を残しておきたい
男性が複数の選択肢を持ち続けたいという欲求も、このような言動の原因となります。あなたとの関係を完全に切ることはせず、かといって本気で付き合うわけでもない。そうすることで、他の潜在的なパートナーとの可能性も残しておきたいという心理が働いています。これは、恋愛における「機会損失」を最小限に抑えようとする戦略とも言えます。
他に好きな女性がいる、あるいは付き合っている女性がいるからあなたと付き合うことはできないけれど、状況が変わった時にあなたに乗り換えようとしているのかもしれません。
これまたかなりの身勝手な言い分です。
3.【不信】自分に自信がないから付き合えない
男性の中には、本気の恋愛関係を築く自信がない人もいます。過去の失敗経験や自己評価の低さから、真剣な関係に踏み出す勇気が持てないのです。そのため、「好きでいてほしい」と言いながらも「付き合えない」と線引きをすることで、自分を守ろうとしています。この場合、男性の内面には恋愛への恐れや不安が潜んでいる可能性が高いです。
あるいは、これまで女性と付き合ったことがないからこそ、あなたと付き合って「自分のダメな一面」を見せてしまうのではないかと考えて付き合えないのかもしれません。
ある意味まじめすぎることが原因で付き合えない男性と言えます。
4.【満足】今の関係に満足している
現在の関係性に満足している男性も、このような言動をとることがあります。深い関係に発展させることでの変化やリスクを避け、現状の心地よい関係を維持したいという思いが強いのです。これは、恋愛に対する消極的な姿勢や、変化を好まない性格の表れかもしれません。
つまり、今の関係に満足しているからこそ、これ以上関係を進展させたくない。
この関係を壊したくないと思っているのかもしれません。しかし、タイムリミットのある女性からすると、そんな悠長なことを言ってられないのが現実です。
5.【優柔不断】他に好きな人がいる
残念ながら、他に本命の人がいるケースも考えられます。あなたのことも好きだが、本当に付き合いたい相手は別にいる。そんな状況で、あなたとの関係も完全に切りたくないという複雑な心境が、このような言動につながることがあります。これは、男性の優柔不断さや自己中心的な面が表れているとも言えるでしょう。
他に好きな人がいるから今は付き合ないけれど、もう少し待ってほしいというのが率直な意見。
なんて身勝手な男性なんでしょう。でもこのような考えを持っている男性がいるのも事実です。
付き合えないけど好きでいてほしい男性への対処法
対処法 | 解説 |
1.【自己肯定】 | まずは自分を認めてあげる |
2.【明確】 | 自分の意思を明確に伝える |
3.【視点を変える】 | 他の物事や男性に目を向けてみる |
4.【率直】 | 自分の意思を率直に伝える |
5.【距離を置く】 | いったん連絡を断つ |
次に、好きだけど付き合えないと言ってくる男性への対処法も解説していきます。
「こんな身勝手な言い分をする彼に、どう対処すればいいの?」
と戸惑う方は参考にしてください。
1.【自己肯定】まずは自分を認めてあげる
このような状況に直面したとき、まず大切なのは自分の価値を再認識することです。「付き合えないけど好きでいてほしい」と言われると、自尊心が傷つきやすいものです。しかし、あなたの価値は相手の言動で決まるものではありません。自分の長所や強みを思い出し、自己肯定感を高めることが重要です。それによって、相手の言動に一喜一憂しない強さが身につきます。
下手すると彼のそんな身勝手な発言に「私って女性としての魅力が足りないのかな?」と悪い方向に考えてしまいがちです。
でもそんなことは決してないので、彼の発言に惑わされず、自分で自分を認めて上げてください。
2.【明確】自分の意思を明確に伝える
相手の曖昧な態度に振り回されないよう、明確な境界線を引くことが大切です。「付き合えないのであれば、友達としての関係に留めます」というように、自分の立場を明確にしましょう。これにより、不必要な期待や混乱を避けることができます。また、自分を大切にする姿勢を示すことで、相手からの好意も得られやすくなります。
彼の身勝手に振り回されてはあなたの人生を台無しにしてしまいます。
自分の意思を大切にして、言いたいことはハッキリ言ってください。それで去ってしまうようであればその程度の男だったと割り切ってください。
3.【視点を変える】他の物事や男性に目を向けてみる
一人の男性にこだわりすぎず、他の可能性にも目を向けることが重要です。新しい趣味を始めたり、友人との交流を深めたりすることで、視野が広がります。また、他の素敵な男性と出会う機会も増えるでしょう。これは、現在の状況に執着しすぎることを防ぎ、より健全な恋愛観を育む助けとなります。
そうすることで、彼への執着が自然と薄れていって、彼の身勝手な発言に対する自分なりの解決策が自然と浮かんでくる可能性があります。
あえて別のことに意識をそらすということも重要な対処法です。
4.【率直】自分の意思を率直に伝える
相手の言動に対する自分の感情を、素直に伝えることも大切です。「あなたの言葉に傷ついた」「そのような関係は望んでいない」など、自分の気持ちを率直に表現しましょう。これにより、相手に自分の立場を理解してもらえる可能性が高まります。また、自分の感情と向き合うことで、心の整理にもつながります。
臆せずに自分の感情を面と向かって伝えてください。
「俺はそんなひどいことをしていたのか・・・」
と、自分の愚かさを痛感して、対応を改めてくれるかもしれません。
5.【距離を置く】いったん連絡を断つ
状況改善の見込みがない場合は、相手との距離を置くことも検討しましょう。一時的に連絡を絶つなど、物理的・精神的な距離を作ることで、冷静に状況を見つめ直す機会が得られます。これは、自分の心を守り、新たな一歩を踏み出すための有効な方法となり得ます。
このまま彼の言いなりになっていては、泣きを見るのは女性側、あなたです。
そうならないように、適度に彼と距離を置くことも重要な対処法です。
付き合えないけど好きでいてほしいと思われる女性の特徴
女性の特徴 | 解説 |
1.【優しい】 | 性格が優しすぎる |
2.【主張できない】 | 自分の意思を押し殺してしまう |
3.【依存】 | 恋愛に依存してしまう |
4.【低い自己評価】 | 自分を好きじゃない、信じられない |
5.【解釈】 | 都合よく解釈してしまう |
最後に、「好きだけど付き合えない」と言われやすい女性の特徴をご紹介します。
「どうして同じようなことを言われることが多いの?」
と、気になっている方は参考にしてください。
1.【優しい】性格が優しすぎる
常に相手の気持ちを優先し、自分の欲求を抑えてしまう女性は、「付き合えないけど好きでいてほしい」と言われやすい傾向があります。このような女性は、相手の身勝手な要求にも受け入れる姿勢を示してしまいがちです。結果として、相手は彼女の優しさに甘え、都合の良い関係を求めてしまうのです。
2.【主張できない】自分の意思を押し殺してしまう
自分の意見や気持ちをはっきりと表現できない女性も、このような状況に陥りやすいです。相手の言動に疑問を感じても、それを口に出せないため、不平等な関係が続いてしまいます。自己主張の弱さは、相手に「この人なら都合よく扱えるかも」という印象を与えてしまう可能性があります。
3.【依存】恋愛に依存してしまう
恋愛に強く依存する傾向のある女性は、相手の不適切な要求にも応じてしまいがちです。「付き合えない」と言われても、「好きでいてほしい」という言葉に縋ってしまい、不健全な関係を続けてしまうことがあります。この背景には、恋愛以外の生活の充実度が低いことも影響している可能性があります。
4.【低い自己評価】自分を好きじゃない、信じられない
自分に自信がなく、自己評価の低い女性も、このような状況に陥りやすいです。「自分にはこれ以上の関係は望めない」「これでも良いから関係を続けたい」という思いから、相手の不適切な要求を受け入れてしまうのです。これは、自分の価値を正しく認識できていないことが原因となっています。
5.【解釈】都合よく解釈してしまう
相手のことを過度に理想化してしまう女性も、「付き合えないけど好きでいてほしい」という言葉を受け入れてしまいがちです。相手の良いところばかりに目を向け、不適切な言動を「きっと何か理由があるはず」と正当化してしまうのです。この過度な理想化が、客観的な判断を鈍らせてしまいます。
まとめ

自分の都合で、「好きだけど付き合えない」と言ってくる男性の多くは、結局は「身勝手な思い」を抱えています。
もしかしたらあなたを「保険」と思っている最低の男性かもしれません。
そんな男性に振り回されて人生を無駄にしないように、自分の意思をしっかりと持ってください。
納得できないのであればハッキリと「no」を突き付けてください。
最終的に泣きを見るのはあなたになってしまう可能性があるので、何よりも誰よりも自分を大切にしてあげてください。