【初心者向け】タロット占いのやり方を解説!おすすめのスプレッド方法も

あいり
あいり

この記事では、初心者でも簡単にできるタロット占いのやり方を解説しています。

 

タロットカードで、自分の今後の人生や恋愛の行方などを占いたいと思っても、やり方がわからなくて、どうしても二の足を踏んでしまいますよね・・・

 

それに、専門的な知識がないとできないのでは?むずかしいんじゃないの?と考えてしまうと思います。

 

実は、タロットカードの占いはそんなにむずかしいものではありません。

 

この記事では、誰でも簡単にできるタロット占いのやり方をわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

タロット占いとは?わかりやすく解説

内容 意味
1.【タロット占いとは?】 出てきたカードの絵柄で未来を占う占術
2.【タロットカードとは?】 22枚の絵札+56枚の数札で構成されるカード
3.【正位置と逆位置とは?】 カードをめくった時の位置の違い

タロットカードのやり方を解説する前に、タロット占いとはなんなのか?ということを先に解説します。

やり方を解説するにも、先に簡単な知識がないと理解しづらい部分があります。

できるだけわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

1.【タロット占いとは?】出てきたカードの絵柄で未来を占う占術

タロット占いとは、出てきたカードの絵柄で未来を占う占術のことをいいます。

もともとゲーム用に作られたカードであるタロットが占いなどに用いられるようになったのは1781年のこと。

そんなタロットが、巡り巡って、1970年代以降には、ポピュラーな占いの道具として日本でも親しまれるようになりました。

タロット占いの歴史は実はそれほど古くはないんです。

タロットの特徴は、人の心を惹きつけてやまない魅惑的な絵柄にあるといえます。日本にタロット占いが持ち込まれて50年以上経ちますが、いまだに絵柄の基本的な構図は変わっていません。

それだけ、タロットの絵柄が人間の心理を的確に表しているといえます。

「占い」と言っても徳悦な知識や理屈は必要なく、絵柄から受けるインスピレーションを大切にすれば今日からでも占うことができるのが特徴です。

つまり、誰でも手軽に、気軽に未来を占うことができるから、タロット占いが人気を博しているんですね。

西洋占星術や四柱推命などの占いと違って、タロット占いは近い未来を占うのに適しています。例えば、

 

  • 好きな人と付き合えるようになるか知りたい
  • 今の仕事のプロジェクトがうまくいくか知りたい
  • 直近の金運がどうなっていくか知りたい

 

など、短期間の占いをしたいのであれば、タロット占いがピッタリです。

とにかく、タロット占いとは?という質問への回答としては、「カードの絵柄」を用いて近い将来を占うための占術というものになります。

2.【タロットカードとは?】22枚の絵札+56枚の数札で構成されるカード

そもそも、タロットカードとはなんなんでしょうか?すごくシンプルにかみ砕いていうと、22枚の絵札+56枚の数札で構成されるカードのことを指します。

もう少し詳しく解説すると、22枚の絵札のことを「大アルカナ」といいます。大アルカナは、タロットカードの主要なカードで、「0:愚者」~「21:世界」までの22枚で構成されています。

それぞれの絵の中には、いくつかの「シンボル」がちりばめられていて、占うときはそこから湧き上がるイメージや感情によって、占い結果を読み解きます。

小アルカナは56枚の数札のことを指します。

4つのスート(棒=ワンド・杯=カップ・剣=ソード・金貨=コイン)に分かれていて、1~10までの数札とペイジ(小姓)・ナイト(騎士)・クイーン(女王)・キング(王)の人物札で構成されています。

小アルカナは、ほぼほぼトランプの考え方と近いです。そして、タロットカードの種類によって多少異なりますが、小アルカナは基本、絵柄の入らないシンプルなデザインでつくられています。

すごくシンプルに言うと、56枚の数札(トランプに近い)+22枚の絵札で構成されるカードデッキと考えてください。

3.【正位置と逆位置とは?】カードをめくった時の位置の違い。でも・・・

タロット占いについて調べ始めると、必ずといっていいほど、出てくる言葉が正位置と逆位置という言葉。

カードをめくった時に、絵柄が正しい向きになっていることを「正位置」、逆向きになっていることを「逆位置」と呼びます。

例えば、大アルカナの「0:愚者」は正位置だと純真無垢、始まりな予感という意味を持ちますが、逆位置だと、ネガティブな意味に繋がると言われています。

しかし・・・

実際には、現在はこの「正逆」を区別しないタロット占いも多数存在していて、そこまで深く気にしなくてもいいという意見が多いようです。

タロット占いをする際に最も大切なのは、

  1. カードに描かれたモチーフの意味をしっかりと理解すること
  2. そこから生まれてくるインスピレーションを大切にすること

です。

これら2つがしっかりと理解できているのであれば、向きが違ったくらいでは、描かれる未来図に大差はないという意見があります。

繰り返しになりますが、正位置と逆位置は、カードをめくった時の絵柄の向きのことを指しますが、それによる占いの結果には大差がないという意見があります。

そこまで、気にしすぎなくてもいいのかもしれません。

 

タロット占いのやり方を解説①ワンオラクル(大アルカナ)

手順 内容
1.【スプレッドを選択】 ここではワンオラクル
2.【大アルカナをシャッフル】 質問を思い浮かべながら混ぜる
3.【ワンオラクル・スプレッド】 一枚だけカードを引いて占い
4.【絵札で結果を見る】 大アルカナの絵札の意味と照らし合わせて今後の指針にする

ここからは、タロット占いのやり方を詳しく解説していきます。いろいろなやり方がある、タロット占いですが、ここでは初心者の方におすすめなワンスプレッドという方法を解説します。

1.【スプレッドを選択】ここではワンオラクル・スプレッド

まずタロット占いを行う前にスプレッドの方法をします。スプレッドとは、カードの並べ方のこと。

そのカードの並べ方によって、占える内容や、使うカードが異なってきます。スプレッドの種類はいくつかありますが、代表的なのは、

 

  1. ワンオラクル・スプレッド
  2. スリーカード・スプレッド
  3. ヘキサグラム・スプレッド
  4. ホロスコープ・スプレッド
  5. 生命の樹スプレッド

 

などが存在します。下に行けば行くほど、使用するカードの枚数も多くなり、カードの並べ方も複雑になります。

ここでは、「初心者向けタロット占いのやり方」として一番シンプルな「ワンオラクル・スプレッド」を例にとって進めていきます。

2.【大アルカナをシャッフル】質問を思い浮かべながら交ぜる

まず、タロット占いを実践する前に必ず行わないとならないのがシャッフルです。

トランプなどで行われるシャッフルと同じく、「交ぜること」を指します。ですが、トランプとは混ぜ方が異なります。

ちなみに、タロット占いは、占い方(スプレッドの種類)によって大アルカナを使う場合、小アルカナを使う場合、あるいは両方使う場合と存在しますが、シャッフルの仕方はどれも共通です。

手順は以下の通りです。

 

  1. 裏返したカードをテーブルの上でよくシャッフル(交ぜる)する
  2. 同時に、カードに自分の思いが伝わるように質問したいことを強く思い浮かべる
  3. 適当なところでタロットカードをひとつの山に戻す

 

たったこの3つだけです。簡単ですよね?記事によっては、もう少し複雑な手順を解説しているのもありますが、基本はこの2つを順守すればOKです。

ただし、上記手順のうちの「2」に関しては慎重に行ってください。

つまり、カードをシャッフルしながら質問したいことをしっかりと心の中で思い浮かべるようにしてください。

そうしなければ、正確に占うことができませんので注意してください。

ちなみに、ここでは「ワンオラクル」のタロット占いなので、「22枚の絵札である大アルカナ」をシャッフルします。

3.【ワンオラクル・スプレッド】一枚だけカードを引いて占う

今回は、初心者向けということもあり、シンプルに行うことができる「ワンオラクル」のタロット占いを解説します。

といっても、やり方はすごく簡単。使うカードは大アルカナの22枚のみ。以下、その方法を箇条書きで解説します。

 

  1. 大アルカナのカードを「1」で解説した方法でシャッフル
  2. 山になっているタロットカードを等間隔で横一列に崩す
  3. 直感でカードを引く

 

たった、この3つの手順です。簡単ですね。

4.【絵札で結果を見る】大アルカナの絵札の意味と照らし合わせて今後の指針にする

「3」で引いたカードが、あなたの「質問」に対する「回答」ということになります。

その回答が示す「意味」については、下の項目で解説する「タロットカードの意味」を参考にしてください。

すごくシンプルにまとめると、ワンオラクルのタロット占いのやり方は、22枚の大アルカナのカードから直感的にカードを選び、出てきた絵柄からその答えを知るという方法です。

 

タロット占いのやり方を解説②ホロスコープ・スプレッド(小アルカナ)

手順 内容
1.【スプレッドを選択】 ここではホロスコープ・スプレッド
2.【小アルカナをシャッフル】 質問を思い浮かべながら混ぜる
3.【ホロスコープ・スプレッド】 13枚のカードを画像の番号順に並べる
4.【数札で結果を見る】 大アルカナの絵札の意味と照らし合わせて今後の指針にする

続いて、「小アルカナ」を使うタロット占いの方法、ホロスコープ・スプレッドを解説します。

ワンオラクルに比べれば少し複雑になりますが、初心者の方でも占うことができるのでおすすめです。

1.【スプレッドを選択】ここではホロスコープ・スプレッド

ここでは、56枚の数札である「小アルカナ」を使用するホロスコープ・スプレッドを選択します。

もちろん、他にも小アルカナを使うタロット占いはありますので、慣れてきたら別のすスプレッド(カードの並べ方)にも挑戦してみてください。

2.【小アルカナをシャッフル】質問を思い浮かべながら交ぜる

次に、先程解説した、ワンオラクルのやり方と同様にタロットをシャッフルします。ただし、使うタロットが「56枚の数札である小アルカナ」となります。

念のため、もう一度手順を解説すると、以下の通りです。

 

  1. 裏返したカードをテーブルの上でよくシャッフル(交ぜる)する
  2. 同時に、カードに自分の思いが伝わるように質問したいことを強く思い浮かべる
  3. 適当なところでタロットカードをひとつの山に戻す

 

この順番でシャッフルを行います。

3.【ホロスコープスプレッド】13枚のカードを画像の番号順に並べる

「2」で混ぜ終わったデッキから13枚カードを引いて、裏向きにしたまま、上の画像の①~⑬の順番通り、テーブルに並べます

並べたカードがホロスコープの形をしていることから、「ホロスコープ・スプレッド」と呼ばれています。

①から順番にめくっていっても、占いたい項目の部分だけめくってもOKです。

4.【数札で結果を見る】小アルカナの絵札の意味と照らし合わせて今後の指針にする

「3」でお見せした画像の1~13には、それぞれ解釈(意味)があります。

 

  1. 自分:あなたの心の状態やその時のテーマ
  2. 価値・金銭:金銭状況や時間的な余裕、エネルギーの状態
  3. 知性・コミュニケーション:今後の学習テーマや、コミュニケーションの取り方など
  4. 家庭:家族や仲間との関係、衣食住環境
  5. 恋愛・楽しみ:家族や仲間との関係、衣食住環境
  6. 仕事・健康:仕事の状況や、あなたの健康状態
  7. 結婚・パートナー:恋人や結婚相手、仕事の相方などパートナー全般との関係など
  8. セックス・共有・セックスの充実度。深い絆を持つ相手との関係
  9. 探究・旅:あなたが追い求めているものや、そこへ向かう手段。旅行運
  10. 目標・天職:あなたの仕事上の目標や、才能、天職。母親との関係
  11. 友人・対人:友人や職場の人たちとの関係
  12. 無意識・隠されたもの:あなたの中に潜む欲望やコンプレックス、トラウマなど
  13. 結論:すべてを総合した結果や総合運、今後のキーワード

 

これら13に渡る項目を、後述する「小アルカナの意味」に当てはめて、あなたの今後の運勢や現状を占うことになります。

 

タロットカードの意味を解説

ここからは、タロットカードのそれぞれの意味を表でまとめて解説していきます。

先程解説した、「ワンオラクル・スプレッド」と「ホロスコープ・スプレッド」で出てきたタロットを、以下の表に当てはめて意味を理解してください。

そこで示されている意味が、今後のあなたの指針、あるいはあなたの現状を表しています。

1.【大アルカナの意味】

絵柄 意味
0.愚者 ゼロからのスタート
Ⅰ.奇術師 知識や技術を吸収して、成功を収める
Ⅱ.女教皇 無意識レベルでの変化が起こる
Ⅲ.女帝 収穫の訪れと母性の高まり
Ⅳ.皇帝 現実を見据え、主体的に物事と向き合う必要がある
Ⅴ.教皇 精神的なものに重きを置くとき
Ⅵ.恋人 情熱的に取り組める物事と出会う
Ⅶ.戦車 試練を乗り越え勝利を手にする暗示
Ⅷ.正義 本当に必要なものを洗い出し判断する必要性
Ⅵ.隠者 ひとりになって、心と体を休めるとき
Ⅹ.運命の輪 現状が一転し、人生に変化が訪れる
Ⅺ.力 自分の心を上手にコントロールできるようになる
Ⅻ.吊られた男 成功を信じて今は耐え忍ぶとき
XIII.死神 「終わり」がより良い人生を作る
XIV.節制 他社との交流で事態を改善できる
XV.悪魔 自分の闇と徹底的に対峙して
XVI.塔 信じていたものを失うアクシデントが起こる可能性
XVII.星 あなたの中に希望が芽生え始める
XVIII.月 自分の中の内なる声に耳を傾けて
XIX.太陽 自分の信じる道を突き進めば未来が見える
XX.審判 ひらめきを武器に過去と向き合うチャンス
XXI.世界 願いの成就と、心の安定の訪れ

2.【小アルカナの意味】

数札 意味
ワンド1 新たな可能性の目覚め
ワンド2 「行動」と「受動」の狭間で迷う
ワンド3 ひとまずの成功を収める
ワンド4 努力の結実と新たなスタート
ワンド5 混乱状態から生まれる争いの暗示
ワンド6 周囲も一目置く成功の予感
ワンド7 成功を維持するための努力が必要
ワンド8 刺激に溢れた日々の訪れ
ワンド9 覚悟を決めた決戦前夜
ワンド10 限界を超えているサイン
ワンドペイジ フレッシュな出会いに胸がときめく
ワンドナイト エネルギッシュに動き回る時
ワンドクイーン 揺るがぬ自身と強さが生まれる
ワンドキング 自身と野心がみなぎりあふれる
カップ1 心の底から溢れ出す感情
カップ2 フェアな人間関係を続ける
カップ3 思いが成就し、関係に一区切り
カップ4 マンネリ化した日々が無気力の原因に
カップ5 深い悲しみと向き合う時
カップ6 頭皮に走らず、一歩を踏み出す事が必要
カップ7 分不相応な夢を描いている
カップ8 別離の覚悟を決める時
カップ9 満を持して願いが成就する暗示
カップ10 満ち足りた心で日常を愛でる
カップペイジ 人を愛する純粋な思いの芽生え
カップナイト 理想を追い求める度の再会
カップクイーン むき出しの心で他社と交流する必要性
カップキング 心に影響を与える人が登場
ソード1 混沌を乗り越えての改革
ソード2 知性では解決できない問題が立ちふさがる
ソード3 問題と向き合い痛みを受け入れること
ソード4 心身の回復に努めるとき
ソード5 過剰な知性が傲慢さにつながる
ソード6 戦いを終え次のステージへ進む
ソード7 賢く堅実な立ち回りがカギを握る
ソード8 自分を縛る考えを手放して
ソード9 過去の悪夢に苦しめられる
ソード10 週末と起死回生の予感
ソードペイジ アイデアを行動に移す必要性
ソードナイト 情報の応酬による刺激と変化
ソードクイーン 過去を乗り越え、理性を身につけた人になる
ソードキング 知性を武器に未来を切り拓く
コイン1 仕事や健康の「種まき」の時期
コイン2 状況が動き出し日々が充実する
コイン3 これまでの努力に成果が現れる
コイン4 安定に執着する気持ち
コイン5 物質的、精神的な価値の損失
コイン6 愛を持って人と分け合うことができる
コイン7 次の段階へ進むか否かの検討が必要
コイン8 仕事に意識が向き、地に足がつく
コイン9 自分を支える力を得る
コイン10 財産を分け合う喜びが得られる
コインペイジ 可能性の種を大きく育てる重要性
コインナイト 手堅く慎重に動くべき
コインクイーン 守り、生きる力をもつ女性になれる
コインナイト 手堅く慎重に動くべき
コインキング 社会的な成功を収める

 

まとめ

あいり
あいり
いかがでしたでしょうか?

 

この記事では、初心者におすすめなタロット占い、「ワンオラクル・スプレッド(大アルカナ)」のやり方や、もう少し深く占うことができる、「ホロスコープ・スレッド(小アルカナ)」をやり方を解説しました。

 

どちらも、簡単なので、タロット占いで今後の自分自身や、また友人、知人、家族、恋人の未来を占ってみたいのであれば、ぜひ気軽にやってみてください。

 

驚くほどの的中率の高さに驚くこと間違いなしです。